ポイント
記事の内容
翻訳会社各社のマーケティング施策に関しての総論
●記事の信頼性
前職にて業界分析を担当
ITを駆使したマーケティングの知見
翻訳業界各社のマーケティング施策
今日は翻訳会社各社のマーケティング施策に関して分析していこうと思います。
質の良いサービスを提供している事が必ずしもサービスの反映に繋がらないケースがあります。
それは翻訳業界に関わらず全てのサービスに当てはまる事と言えます。
そこでMr Kopi選抜の29社の各媒体の使用状況を一覧にまとめます。
まずは下記の図を見て欲しい。
これはMr Kopiが選抜した29社の露出媒体使用率となります。
青グラフはその件数、オレンジバーは全体に占めるその割合となります。

Website 28社 96.6%
Facebook 15社 51.7%
Twitter 9社 31.0%
Youtube 6社 20.7%
Linkedin 3社 10.3%
Instagram 2社 6.9%
見ていただくと分かる様にほぼすべての会社でWebサイトは保持しています。
昨今はそのサービスの利用前にまずはWebサイトでサービスの内容を把握するためそれはほぼ必須と言える。
またFacebookに関してはアクティブユーザ数が世界で20億人と言われるその巨大プラットフォームゆえに利用者が高い事がうなずける。
Twitterに関しては特に日本マーケットでは利用率が高いと言われているためこの順位は妥当と言える。YoutubeとInstagramに関してはそれぞれのプラットフォームの性質が翻訳業界との親和性が高くない可能性がある。Instagramは動画/画像で直感的にアプローチを行い、Youtubeは動画でのアプローチとなるためである。
個人的にはビジネスプラットフォームであるLinkedinの数が少ない事に驚きを覚える。to Bのビジネスがターゲットオーディエンスに含まれるのであればLinkedinも良い選択肢と考えられます。現在はLinkedinの日本人のアカウント数は諸外国と比較して少ない様に感じるが(そのマーケットサイズから考えた場合、Mr Kopiの体感)、コロナ後の情勢により一躍有力プラットフォームになる可能性があるため要注意だと言えます。
翻訳業界各社の媒体使用状況
また各社の媒体使用状況に関しては下記となります。

6媒体使用 1社
5媒体使用 1社
4媒体使用 4社
3媒体使用 5社
2媒体使用 4社
1媒体使用 13社
0媒体使用 1社
ちなみに上記の中で唯一6個全てを満たしていたのがconyacです。
全ての媒体を運用するには手間がかかるため運用の工数と結果に関しては別途調査が必要であるが現時点はこの様な結果が出ています。
ポイント
*Mr Kopiが29社を選抜した方法。
1. Googleで主要な翻訳会社比較サイトを検索
2. それらを一覧にする
3. 上位29社を選抜
本日はこれで失礼いたします。