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すごい翻訳!言語を超えるSNS【M2M-100】:Facebook、100言語対応の機械翻訳モデル

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すごい翻訳!言語を超えるSNS【M2M-100】:Facebook、100言語対応の機械翻訳モデルを公開

 

すごい翻訳!言語を超えるSNS【M2M-100】:Facebook、100言語対応の機械翻訳モデルを公開

Facebookは英語を中間言語として介さず、100言語の任意ペアを翻訳することが可能なアルゴリズムM2M-100をオープンソース化した。同モデルは、2200の言語ペアで機械学習が施されており、英語中心の他システムと比べてはるかに優れる翻訳性能となっているとする。M2M-100は、今後世界7000以上の言語ペアの翻訳を目指して開発を進める。同モデルは、類似する言語間で情報を共有することができるため、比較的学習量が少ない言語でも翻訳することが可能となる。
*上記引用

 

facebook M2M-100

 

Facebookのプレスリリース記事はこちら

 

アルゴリズムM2M-100の特徴

従来の機械翻訳はデータの収集量がその改善のポイントとなっています。
そのためデータの少ないマイナー言語と英語などのメジャー言語において翻訳の性能に大きな差分がありました。

しかしM2M-100に関してはその点をカバーするために大きな工夫が行われています。
これはやはりFacebookプラットフォームの利用者が多い事によってたくさんのマイナー言語のデータが集められるためと思います。

私の理解した範囲ですと下記に特徴がありそうです。

言語ブリッジ

例えば日本語からミャンマー語にAI翻訳を行う際は下記の様な流れが一般的でした。

日本語→英語→ミャンマー語

上記の様にまずは主要言語の英語に一度翻訳し、その上でミャンマー語に翻訳するという流れでした。
こちらの弊害として最初の日本語の意味とは大きくずれてしまう事が散見されました。

しかしM2M-100に関しては日本語→ミャンマー語と直接翻訳する事が可能です。

素晴らしいですね。

 

これまでの結果

Facebookでは英語以外の主要な言語においてネイティブスピーカーとともに翻訳結果のクオリティチェックを行っています。
そのクオリティチェックの結果によると、M2M-100の翻訳のレベルはスラングなどの翻訳においては欠点が比較的多い傾向にあるが、全体的にその品質は比較的高いとの事です。

こちらのモデル自体は発表されておりますが、まだ実際にFacebookのプラットフォームでは稼働させていないそうです。
M2M-100が稼働するとより自由に言語を超えたやり取りが可能になり、例えばより広範囲の言語でバズるなど、社会に与える影響もより大きくなる可能性があります。

益々地球が小さくなる可能性がありますね。

 

まとめ

本日の記事のまとめです。

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すごい翻訳!言語を超えるSNS【M2M-100】:Facebook、100言語対応の機械翻訳モデルを公開

それでは失礼いたします。

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